でもひたすらテレビを見てたわけではないんです。


確かにテレビは眺めていたけれど、見ていたのはTSUTAYAで大量に借りてきた映画。
なので、いちおう記録記録。


ハッシュ! [DVD]

ハッシュ! [DVD]

なんだかすっごく人間臭くて、みんなどっかおかしくて不器用で見ていてとても愛しいなぁ。。。と思った。この人間臭さがあったかい、とでもいうか。何回でも見ていたいような気がするよ。
ゲイの人って、なんでこんなに誰よりも素直に生きてる、って感じがするんだろうね。
と言っても、わたしはテレビや映画でしかこんな人に出会ったことはないんだけどもさ。


エレファント デラックス版 [DVD]

エレファント デラックス版 [DVD]

コロンバイン高校の銃撃事件を題材にした映画。っていうことを知って見たので、これから映画の中で起こることはわかっていたのだけれども、どうしても、ずっとずっとドキドキしながら見てしまった。
それから、見れば見るほど、誰がこの事件起こしても全然おかしくないよね、ってずっと思っていた。きっと、それっくらい学校っていろんな思いが交錯する場所なんだし閉鎖的でおかしな場所なんだよなぁ、と改めて思った。学校嫌いなわたしからすると。
ただ、そういう現実に悲観的になるでもなく、そこにあった、っていうことがそのまま描かれているからこそ、無性にかなしいむなしい重いがいっぱいになった。でも、この見せ方はすごく良いと思ったよ。どちらに肩入れするわけでもなく、やけに悲観的になるでもなく、で。
言いたいことがたくさん出てくる映画だ。不思議。


誰も知らない [DVD]

誰も知らない [DVD]

これもまた、実際に起こったことに基づいた映画。にもかかわらず。
わたしはもんのすごく不満を感じた。だって、確かに実際に起こったことで、すごくかなしい事件であることには違いないんだけれど、なんでこの方法で泣かせる方向に持っていくのさ?って、最後、すんごい腹が立った。
お母さんは勝手すぎて子供を人形だと思ってるやろ!っていうむごさがすごくあって、お父さんと思しき男の人たちの態度とかお前らみんな自己中か!子供つくる資格もねぇや!っていう勝手さもあって、しかもお母さんはそういう男にお金もらいに行けとかいうし、なんだよなんだよっていう苦しさがすごかったんだけれど。
毎日毎日時間が経つ中で、子供が大きくなって、でも何もできなくて、どんどんボロボロになっていって、じゅうぶんにこの残酷さは伝わって、じゅうぶん見てるだけで苦しくなってたのに。実際はこんなことにも悲観的になれないほどにしんどいしんどい事件だったんだろうに。何でこの最後。ひでーよひでーよ、けっ。てな気分。


アメリ [DVD]

アメリ [DVD]

TSUTAYAとかで「ラブストーリー」のとこに収まってる映画って本当に滅多に見ないのですが、こいつは見てみたいなぁ、と思ってたので。
もうかわいいかわいいかわいいなぁ!てのに尽きる。ぶたさんとか。アメリももちろん。なんだかローマの休日っぽいにやにや感があるよ(てか終わりのほうそんな感じだった)。ナレーションがすごいつぼだったし。かわいいけどおもしろい(笑う、っていう意味で)。
思い出してもちょっとにやにやしちゃう。


グッバイ、レーニン! [DVD]

グッバイ、レーニン! [DVD]

ベルリンの壁前後の東ドイツの話。わたしにとってはちっちゃい頃にテレビで見たっていうだけの遠い話。
ララがすんごい可愛い。ちょう好みでした。あぁいいなぁあーいうの。
それにしても、「存在し得なかった世界」をお母さんのためにつくりあげる、っていうのはどうなんだろう。お母さんにとって幸せだったのか、不幸だったのか。それがいまだによくわからないのだけれど、きっとお母さんはどちらにしても幸せだったんだろうなぁ、って思う。そうしてくれた息子がいて、ずっと言えなかった秘密も話せて。
あと、息子にとっては、もしかしたら、だんだん自分のために理想の世界をどんどんつくりだしていくようになったのかもしれない、と思った。どんどんかわっていく自分の世界にだんだん翻弄されていって、だからこそ、ちゃんと自分を落ち着かせるために。悪い言い方をすれば、お母さんを利用して。
でも、きっとこんなに突然自分の世界がかわってしまえば、きっと誰でもできることならばそうしたくなるんだろうなぁ、と思った。
わたしには、こんなに世界がかわるなんて想像もつかないよ。


偶然にも最悪な少年 [DVD]

偶然にも最悪な少年 [DVD]

グ・スーヨン!!て感じだった。ほんとに。
本で読んだままのイメージ。おー!!そのまんまだ!ていう感動したくらい。
中島美嘉が最後に笑ったのは意味があるのかないのか。よくわからなかった。んでもって、見終わったあと、特に何も残らなかったというかなんというか・・むにゃむにゃ。でも、この軽さは好きです。
それにしても、蒼井優のケチャップとマヨネーズは強烈だったよ。。。ぶっちゃけ。わたしもやりたい。


イン・ザ・プール [DVD]

イン・ザ・プール [DVD]

いらっしゃーい。っていう松尾スズキがすてきすぎた。
オダギリジョーの壊れっぷりとか、田辺誠一のががーんっぷりとか笑った。げらげら笑った。なんか全部嘘っぽいんだけれど、でも、どっかにありそうな感じがして、やけにリアルで。ちょう好き。つぼつぼ。
しかも、田辺誠一はよくよく考えてると直接関係ないもんね。最後の最後まで。
原作読んでみたい。。。