これも読んでた。


ついでに本も記録。
今月あんまし本読んでない。せっかく図書館で借りてきたのがたくさんあるのに。。




ぶらんこ乗り (新潮文庫)

ぶらんこ乗り (新潮文庫)

文章がほんわかしていてていねいで、あー好きだなぁ、とぼんやり思った。
けれど、最初のうちは妙に淡々としているのに、どんどんストーリーづいてきて、この文章でここまできっちり「物語」にしてしまうのはもったいないなぁ、とも思った。もっと淡々となんてことないことをどんどん書いてほしいような気がして。
あんまりにもきっちり「物語」として成り立っていしまっているから、読んでる人がつけ入る隙がないような気がする(退屈してしまう、とでもいうか)。すてきなのに。。


ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)

ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)

よしもとばなな、ほとんど読んだつもりだったのだけれど、なんでかこれだけ読んだことがないのに気づいてブックオフで購入。読んでみたらとまらなくってうわーうわーて感動しながらけっきょく一気に読んでしまった。なんで今まで読まなかったの!みたいな感じで。
すんごくかなしい別れの話なのにどこか前向きでのん気でそして独特で。
すごいすごいばっかりしか言えないけれど、何度も何度も読み返したい本にまた出会えたのがすごくうれしい。


寺山修司少女詩集 (角川文庫)

寺山修司少女詩集 (角川文庫)

読んだ、というかひまがあればぱらぱらめくってみてる、というところなのだけど。
学校でおととし、「寺山修司は勝手な人なんだ!」て訴える授業をたまに受けていたし名前はずっと知っていたのだけれど、でも何の印象も持っていなくて、しっかり読もうとしたこともなかった。
ので、はじめてこの人が書く言葉を目にした。ら、びっくりした。こんな言葉選べるんかー!!て。海のところとか。花詩集とか。見た目ごつい言葉を使いそうなのにこんな丁寧に!ていう驚きもあって、ものすごい衝撃だった。
また別のものも読んでみようと思います。ふー。