壁の話

昔っから、わたしを可愛がってくれた人に必ず「お前は壁がかたくて分厚い」と言われ続けてきたわけですが。
ここ2、3日、それを実感することが多々あるよ。

人見知り、とかそんなんじゃなく。
自分の領域を守る壁、とでも言うか。
かんたんに言えばきっと、すぐに人に頼らない、みたいな感じなんだろう。
あんまし人見知りするたちではないんだけど、初めて知った人だとか、何かの理由であんまり信用してない人だとかと出会うと、ぐっと力を入れて必死で自分を隠すんだって。うわべで時間を流しながら。
それを守るために、さっさと逃げちゃう、拒否反応を示すこともあるらしいよ。
ついでに、その壁が溶けちゃうまでにものっすごい時間がかかるんだって。
そんでもって、ほんの些細なことで、1回溶けた壁はまた頑丈に作り直されちゃうらしい。

自分ではそんなこと考えてはなかったんだけど、確かにそうかもなぁ。。と思うことが最近連続で。
「そのせいで自分がしんどくなるんだよ」て言われたことが頭の中をぐるぐる回る。
何を守りたいんだか、自分でもよくわかんない。
やめれたら、きっと楽になる、てのも容易に想像がつく。
何より、そんな自分は哀しいなぁ、とすごく思う。

強くなりたい、て思うところはきっとその辺なんだろうねぇ。