蛙の子は蛙


お母さんが用事で大阪来てて、会えんのかどうなのか聞くのに電話したついでに彼氏にふられるかもーて言うたら、どしたん?て聞かれて。
事の顛末を話してあんなこと言われたこんなこと言われたて話をずるずる泣きながらしてたら気付けばお母さんぶち切れてた。



「いやいや、そんなんふられるとかいう話ちゃうやん。なんでそんなことあんたが言われなあかんの!?」ていうのからはじまり。
誠意もへったくれもない。そんな「嘘ついてた」とか言い訳して人の思い出ぶっつぶすようなヤツなんか付き合う価値もない。どうせ人のこと見下して甘えて、あんただから言える、と思って人のこと「重い。この先絶対しんどくなる」とかそんな信じられへんこと平気で言うてるだけやし、相手が後悔するだけや。あんたがそんなに精一杯接してるのにそんなことが言えるのは正真正銘のくだらない男だからだ。そんな思いやりも誠意もなくて、人の話も聞けないヤツとなんか付き合わなくていい。
とかなんとか言いたい放題。
しまいには「あんたがそれだけ誠意を持って接しててまだそんなこというふらふらした弱いくだらない男なんだから、もう文句言いまくって縁切りなさい。あんたがもったいない」とまで言う始末。


でも、この先ちゃんと好きになってくれる人現れるんかなぁ。て聞いたら、
「ちゃんと頑張ってる子ならその価値わかってくれる人が現れるから。あんたはちゃんと就職も決めてバイトもしてひとりで生活してかんざぶろうも養ってるんだから大丈夫。
お父さんもお母さんも認めてるし、きっといっぱい認めてくれる人はいる。
出会いたいところで出会えないかもしれないけど、ちゃんと好きになってもらえるから。」て言うてくれた。
「そんな男のせいで自分を貶めないで。」とも。
なんかすごくほっこり嬉しくて、しゃくり上げながらビービー泣いた。


また心細くてむやむやした気持ちになってたけど、ゆっくり頑張ろうと思います。いえい。