読んだ読んだ
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/15
- メディア: 文庫
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上下どっちも読了。
あー村上春樹ー!濃ゆいー!!ていう雰囲気が最初から最後の最後までぷんぷんにおってた。
でも今まで読んだ中ではじめて、これは映画にしても大丈夫そうだよねぇ、てずっと思ってた(今まで読んだこの人の話は全部、映画にしたら失敗しまくりそう、と常々思っていたので)。というより、映画で見た方がしっくりきそう。たぶんできごととか流れとかはっきりしてるからだとは思うんだけど。でも現実的に考えて、猫のいわしとか耳がすごい彼女とか実写でできるのかは甚だ疑問。
そんなこんなで個人的にはすごくおもしろかったのだけど、村上春樹があんまりにも濃かったので、上下読んだだけでもう息切れ。もう、とうぶんこの人読めない、もうお腹いっぱい、というのがものすごく。
とにかく急激に自分以外の他人が出てくる小説が読みたくなって、今日の電車のお供は迷わず吉本ばななでした。あー落ち着いた。
- 作者: 安野モヨコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今日図書館に行って大量に本を仕入れてきたのでさっそく1冊。
わたしの行く図書館はこういう本は人気者で滅多にお目にかかれないので、「返ってきた本」の棚にあったこれを反射的に手に取ってた。
で、相変わらずの安野さん。大好き。
最初の最初に、「自分を絶対にブスだと思わないのが1番大事」みたいなことが書いてあって、なるほどなー。とものすごく納得。あとはもにょもにょしてどうしようもなくなった時の必殺技を何個も持っとく、とか。美人は気から、みたいなのが多かった。今回。
わたしは最初の美人画報よかこっちのが好きだ。なんかパワーアップしてる気がする。
と、いうわけで、一気に読んでちょっと元気になった。なんだか。
タイミングも良かったのかもしれないんだけれど、うれしかった。
と、横でまんが読みながらわたしが読むこの本を覗き見ていたおじさんが、「いろいろ面倒やなぁ。俺男で良かったー」とか言うてた。たしかに言うことはわかる。けど、こういうのが楽しいんだよ。男にはわかるまい。ふふん。