あんなにだるがりだったギャルが夢を叶えていやがりました


昨日、「カードで破産してやる!」みたいな勢いでカラーをしに美容院へ行ってみたら、そこに、高校生の頃一瞬だけバイトしてた某ドラッグストアで知り合った女の子が、いた。
その女の子は1つ下で高校も全然違ってしかもお互い2ヶ月もしないうちに(たしか)やめてしまったので、しゃべったのはその間1ヶ月に満たないほどの期間で、ごはん食べたりしたのもほんの数回、ていう子で、パンツ見えそうなくらいスカート短くて、化粧塗りたくりすぎでけばくて、典型的なギャルで、「もうちょうだるくてぇー」が口癖みたいな子で、何話したのかはほとんどおぼえてないけれど、でも「美容師にはなりたいんだよねぇー」て常々言っていて、高校生の時から「美容室でバイトしたい」て言っていたのは印象的だった(ような気がする)子で、携帯がこわれたか何かで連絡が取れなくなっていてそれっきりだったのだけれど、昨日会ったら本当に美容師になって、すんごく頑張ってるみたいだった。
わたし、美容院では「気安くしゃべりかけんなよ和気藹々と楽しい時間を過ごすつもりはねーぞ」みたいなオーラを放っている(つもりな)ので、声かけられた時はこっ恥ずかしすぎてそのまま帰ってしまいたくなったのだけれど、まさかこんなとこで会うとは思わんかったし、まさかおぼえてくれているとも思わんかったし、何より、まさか本当に美容師になってるとは思わんかったので、「えーえーえーえー」言いまくってびっくりしすぎで一気に不審人物になってしまった。
あれだけ「だるいだるい」言う子だったから、美容師になるのは難しいだろうなぁ、と聞いてた当時から本気で思っていたから尚更。すっかり化粧も落ち着いて(笑)まじめな顔して仕事してたからよけいに。まさかまさかまさかで。劇的ビフォーアフター
なんていう縁だーていう感動と、人間かわるもんだなぁていう驚きと、もう大人になったんだなぁていう妙な哀愁がごちゃまぜになった。そんな感じ。


ここで言うても届かないだろうけど、その子には、あんまりにもびっくりしすぎて変なテンションで「この状況がきもちわるい」とか言うてしまったのだけれど(ごめん)、どんどんがんばってってほしいです。