映画見てきた


硫黄島からの手紙
先月(だったか?)は父親たちの星条旗見て。その流れで。



うん、よくできた戦争映画(ところどころでお国柄的なニオイとかやっぱり人間の思い入れの強さ度みたいな雰囲気がしないこともなかったけれど、うまぁいことかくされてた、気がする)。
てか、日本人の兵隊さんを主人公にすると、けっきょくこうにしかならないんだよなぁ、情報が少なすぎるんだよなぁ、となんだか虚しい気持ちになりました(残念、とかいうのではなく、もっと違う感じ)。忘れちゃだめだ、ていう以上の何か。とでも言うのか(それ以上が必要か、というとわからないけれど、ステレオタイプじゃないことだって、あったんじゃないのかなぁ、それだって知れたらなぁ、ていう不思議な感覚)。
アメリカは、戦争終わって、みんな生き残ってたから(語弊があるけど、あくまで映画の中では。)「あぁ、あの戦争で○○だった」みたいな感慨にふける余裕があるのだけれど、日本は、みんな死んじゃって負けちゃって激動で、「戦争はだめだ、もうあんな苦しみは受けちゃいけない」という風に考える余裕もない、というような。
そんなの、こんなにかんたんに言えることではないのだけれど、でも、映画の中ではけっきょく、そういう扱いになってしまうんだな、こうなると。と思った。実際どうだったのか、ということを知る術はもうほとんどないけれど。
人間は人間で、みんなそれぞれいろんな個性はあるけれど、それでもやっぱりさいごまで人間、というのと同じ感じ。
たぶん、あまりにも現実とかけはなれていて、自分の中でうまくつなぐことができないんじゃないかと思う。たとえば、『ほたるの墓』の方がよりリアルに感じる、というような感じ。
うまく言えないけれど。


と、言いつつも。
1番おどろいたのは、エンドロールで

special thanks to johnnys うんたらかんたら

と出てきたことでした。世界のジャニーズ。
あーびっくりした。