快楽の動詞
- 作者: 山田詠美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1997/04/10
- メディア: 文庫
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読了。
だいぃぶ楽しかった。さっすがだなーと思うこと数知れず。ぷっと笑うこと何度も何度も。
さすが。山田詠美。って感じだった。
で、エッセイなんだか小説なんだかいったい何?何?って気になってたので。(予備知識皆無だったから。)調べてみたら、こんな紹介文ついてた。
奔放きわまる文章と、繊細緻密な思考によって日本語と日本ブンガクの現状を笑いのめす。はたして小説は肉体の快楽にどこまで迫れるか。深遠かつ軽妙、そして抱腹絶倒のクリティーク小説集。
いや。この紹介文ちょうウマイやん。そのまんまやん。すっごー。感動。
あとがきで、山田詠美は「書くんじゃなかった。。。」って言ってたけど。
今までとは確かに違う感じで、これもまた楽しかった。
小説とかいうより、ネタ、ってかジョークみたいなもので溢れてた。
個人的には『文体同窓会』と『不治の快楽』がお気に入り。
この文体は誰の文体だろー。とか想像しながら読めたらもっと楽しかったろうに。。。
わたしの知識不足なんだけども。
誰か答え教えて欲しい。