本屋にて。
本屋行って、文庫本見てひとりでうはうはなってたら若々しい高校生たちが。
「あー。わたしこれ読んだって。」
「うそー。すごいやん。わたしもまじ読みたいー。」
「えー読みなよ。わたし2時間くらいで読めたよー。」
「まじでー。それならわたしも買おうー。」
「ならわたしこれ買おー。ちょう良さそうじゃない?」
と、本を1冊づつ買ってった。
活字離れ活字離れ言われてるけど、きっかけさえあれば勝手に読むよな、と思った。
んでもって、そんなきっかけをオトナがつくると反発するんだよな、とも。
うーん。はたから見てるとだいぶほほえましい。
あんまりにも本読む子がまわりにいないから、マイノリティに憧れる高校生たちは本読んでたらカッコイイ!!みたいな心境になるのかもしれない。
「あたしだけが知ってるの」みたいな。
音楽でも、あれだけ「誰も知らなさそうなの」を選んで聞いてる時はないと思うもん。
アンチオリコン、みたいな。
そんなの聞いてる自分がカッコエエ、とでも言うか。
大阪だからよけいなのかもしれんなー。
大阪の高校生、みんなと同じを嫌がるもんなー。
みんなが少数派目指して、けっきょくみんな一緒になってるんだけど。
東京とはまた違う。ばしばし反発しあう感じ。
わたしが高校生だった頃の話だけど。*1…たぶん今もそうなんだろうなー。
*1:高校生、大阪と東京両方でやってたので。