生まれる森とか
図書館の本がざくざく。
- 作者: 島本理生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/01/29
- メディア: 単行本
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静かで穏やかでたんたんと流れていく感じ。なんでもないことをきっと書いていきたいんだろうな、という印象は以前と変わらず。
ただ、今回はちょっと文章からその先がなかなか見えてこなくて、もしかしたら書いている本人にも見えてなかったんじゃなかろうか、と思ってしまった。ちょっと惜しい。そして見えないものを読むのはけっこう辛い。
あとがきに、こんなことが書きたかったんです、と暴露してしまうのはなんとなくずるい気がした。
- 作者: 高山なおみ
- 出版社/メーカー: 情報センター出版局
- 発売日: 2006/07/25
- メディア: 単行本
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この人はこんな人なんだへえーと変に感心しながら読んだ。
ですますと普通の文が入り混じるところに少しつっかえながら、でもそこが夢物語ぽく感じられてほわほわした気分だった。こう、いろんな人をなんてことないように書けてしまうのはたぶん、生きてきた経験がものを言っているような気がする。良いな、うらやましい。
つくられていくごはんはなんともざっくりとしていて美味しそうなのだけれど、スーパーでなんとなく買った野菜ではおんなじようにつくってもほんわり感動できそうにないかも、と思ってしまうあたりなかなか貧しい自分。
- 作者: 山崎えり子
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 1998/10/12
- メディア: 単行本
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なんだ、嘘だったのかとしゅんとした。けど、良いところは参考にしてみたいと思います。うーん、かなしいなあ。
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/06/19
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最近の江國さんの本は、なんでこんなにざわざわした気分になるんだろう。と最初から最後までざわざわざわざわしながらあーもういやだもうやめてーともだえながら読んだ。
男と女が変にずれていたり、あまりに冷静ではない生活をしていたり、臆病なのか頑固なのかよくわからないものを追い求めていたり。この変な生き様は見ていてなんとも苦しい気持ちになる。
ただ、ひとりだけは滑稽であーこれこそバカ男だと笑ってしまったりもした。誰とは言わないけれど。
- 作者: 小栗左多里,小栗一江
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2005/06/01
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なんとなく、この人が好きなので、本があればなんとなく、手にとってしまう、という人。
あまりつくったことのないようなレシピや小技がいたるところにあって、おおこの子は家に置いておきたいとむずむずした。