だいはーど4.0は省略。
なぜかというとどうしても好きになれないジャンルだから。別にだいはーどに罪はないのだけれど。これはわたし自身の好みの問題だから、やめとく。
と、それ以外のところで、思い出せる限り記録してみる(だいぶ前のも含めて)。
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最後の最後までこの映画が何をしたいのかよくわからず、やっとDVDのおまけでついていたスタッフ紹介みたいなところの役者さんのコメントで「あー、そういうことだったのか」ということがわかった。と、つまり全体的に何もかもがよくわからなかったの、わたしには。コメントを見たら「なるほどね」とは思えたのだけれど、なんともかなしいことに映画自体では伝わりきれなかった、わたしには。難しいのか遠まわしすぎたのかわたしがものを知らなすぎたのかその辺は何とも言えないけれど。
そういう意味でりんこさんがアカデミーにノミネートされたことに疑問を感じたし、そんでもって「そりゃあこれじゃあ取れないだろー」と強く思ったりもした。いや、個人的な意見だけどもね。
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とにかくハチクロの良いところをぜぇーんぶ剥ぎ取って、ただの「恋愛青春映画」に成り下がってしまってるやんけ!としょっぱなからものすごく怒り心頭だったけど「でもちゃんと最後まで見なくちゃ」という使命感に駆られて(あほ)最後まで見た。けど感想は変わらず。
あと、「芸大の理想系」みたいなのも微妙に描かれていたようだけれど、芸大出身のわたしからしたらさぶいぼたつくらい理想すぎてはらわた煮えくり返りそうになった。芸大美大を誤解しちゃいかんよ。そんな美しい青春最高な世界じゃないから。「理想と違うから」ってさっさと消えていった子何人も見たんだからね、わたしも入学当初。こんな嘘つかないでー。がおー。
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銀行強盗に入ったように見せかけて、実は銀行つぶせるほどの秘密のブツを盗んでしかも人質とって誰が犯人なんだかわからないようにさせて、実は最初っからオチがわかってたんか!!ととにかく驚き満載の映画。
この後どうなるかとかいろんなことが気になって、とにかく目が離せなかった。別に何かを伝えるとかそういうものではないのだけれど、でもこの映画の世界にどっぷりつかる他ない、というもので、とにかくおもしろかった。
たぶん、それで良い。それだけで良い映画のような気がする。
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9.11で唯一目的地まで辿りつけず、墜落してしまった飛行機の話で、けっきょく最後にはみんなそれぞれの神様へ祈って、死んでいく、という虚しさだとか、あまりにも「テロ」というものを予想できていなかった(当たり前だけど)アメリカの弱さ、みたいなものが(たぶん)ものすごくリアルに描かれていて、昔々に起きた戦争と同じく、忘れてはいけない、けれどなんてむごいんだろう、という思いばかりで、最後まで見た後、ものすごくぐったりどよーんとした。
平和ボケしてるわたしには平凡で当たり前な「もう2度と起きないでー」という願いしか残らなかったのだけれど、でも今もどこかで起き続けているんだなあ、ということを感じたりしてすごく複雑な気持ちになった。
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前に見た時は「なんて暖かくなる映画なんだろう、すごく良い映画だなあ」と思っていて、すごく好きでまた見たいとずっと思っていたのだけれど、今回あらためて見てみて気づいたことと言えば、みんながいろんなものに縛られているところでお母さん(主人公)がその縛りを少しずつほどいていくようなお話だけれど、よくよく見ていると、お母さんも自分自身が「流れ者であること」に縛られていたんだなあということ。
あの時は気づかなかったけれど。ひとところにとどまるのが幸せなのか、いろいろな人やもの、空気と触れ合いながら流れているのが幸せなのか、そりゃあきっとちゃんと意識して決断しないときっとどっちも幸せにはなれないんだろうなあ、なんて。
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あと、少しだけアメリカンビューティー(asin:B000WZO3QA)ぽいところがあるなあ、と思ったりもしたのだけれど、なんか関係あるのかな?それとも同じような題材扱ってるからそういう風に感じたのかな、とか思ったりもした。
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というのも、わたし自身、この映画に対して何も知らなかったのだけれど、見てみた感想はとにかくなんというか、「演劇!舞台!」の雰囲気をそのまま持ってきた映画だな、と思ったことだった。映画も本も好きだけど、演劇だけはどうしても眠たくなるの好きになれないの、というのがあって(本当に何見ても何度見てみてもどうしても中盤ほとんど寝てしまう、という失礼な子なので、舞台は長いこと遠慮してる)、つまりわたしには無理でした。。。というのが感想。
伊勢谷さんもりんこさんも松尾さんも出てるのでおもしろそう、とは思ったものの、本当にずーっとノリが舞台ぽくて(語りとか筋とか)、どうしても好きになれなかった。
舞台好きな人には良いのかも知れないのだけれど、だんなさんも「なんっかものすごい眠気が…」とかずっと言ってほとんど見れてなかったのではないかと思う(ということはきっとわたしとこの部分の好みは似てるんだなあ、ということはわかったけど)。なんだか残念…。