年末年始に見たものいろいろ。(11本目)

今年からせめてちゃんと見たもの読んだものカウントをしよう。と決めていたので、ひとまず最近見たものを自分のために羅列する。去年だったか新年だったか思い出せないのでごっちゃごちゃ。そして、あんまりにも長いので折りたたみ。感想もちょびっとだけ。



半落ち [DVD]

半落ち [DVD]

わたしのお父さまが大好きらしいこの映画。わたしもけっこう好きだった。
やっぱりわたしが女だからなのか、どうしても「自分が壊れていったらどうしよう」という風に考えていたのだけれど、やっぱりわたしも殺してほしいと思うような気がする。そこまで生きながらえるのは辛い。と、思いつつもこう思うことはものすごく勝手だな、というのもものすごく思う。


ローレライ [DVD]

ローレライ [DVD]

もう実写でこういう日本の映画撮るのやめようよー、と言いたくなった。自己満足っぽいというかなんというか。
昔ならではな感じの撮り方をしてるんだなあと気づく場面も多々あったけれど、そんなことより何より、もうちょっとなんとかする方法ないの!?と、正直なところ見ながら呆れた。でもそう感じてしまうのって、かなしいなあ、なんだか。


硫黄島からの手紙 [DVD]

硫黄島からの手紙 [DVD]

映画館でも見たのだけれど、だんなさんのリクエストでもう1度見た。
どんな日本の戦争映画よりやっぱりたぶん1番リアルなんじゃないかという感想は変わらず。どこまでも日本人なこの感じの映画を、なんで外国の方が撮れるのかなあと思うけれど、やっぱりそれは何より客観的に見れているからなんだろうか。なんて。ちょっとだけ複雑な気持ちになる。


トイ・ストーリー [DVD]

トイ・ストーリー [DVD]

トイ・ストーリー2 [DVD]

トイ・ストーリー2 [DVD]

久しぶりに見たくなったので。
実はあんまり好きではなかったのだけれど、1はやっぱりあまり好きにはなれなかったけれど2とセットで見てやっと完成しているような気がした。ので、セットでDVD欲しくなった(単純)。何年か後にどうも3やるとかいう話を聞いて、とても複雑な気持ちになってたりする。


バグズ・ライフ [DVD]

バグズ・ライフ [DVD]

カーズ [DVD]

カーズ [DVD]

これもちょっとだけ久々に見たかったから。ピクサー祭。みたいな。
どっちも「うーん」と思っていたのだけれど、あらためて見るとおもしろかった。やっぱり好きだ。それに尽きる。


武士の一分 [DVD]

武士の一分 [DVD]

これも映画館で見たけれど、とにかくわたしが好きなのでもう1度。
やっぱり監督すごいな!の一言。ずーっと映画を撮っている、というだけでなく、ちゃんとドラマというか「映画」としてきっちり撮っている人だからこそできるんじゃないかとものすごく思う。『母べえ』も見たい、というか見る。


オールアバウトマイマザー(asin:B00006F1V6)を見た時にもうちょっとこの監督の別のものを見たいなあと思っていたので、ディスカスさんでお取り寄せ。
オールアバウトマイマザーの時よりもずっとゲイ色が強くて「俺どうしても無理やー」とだんなさんは言っていたけれど、そういうことより何より、人間の欲深さみたいなものがチラチラ出まくっている、その部分がおもしろいとわたしは思った。なんとなくだけど、「ゲイ」っていう欲によるものが大きくてだからこそ偏見も大きくて、みたいな題材じゃないとここまでエグい感じにはならないんじゃなかろうかと思う。人間ってこえー!!というのが印象として1番大きかった。


1回見てみようと思ってトライしてみた。
ものの、やっぱりディズニーなんだな、というのがとにかく濃い。あらすじ自体はなんとなく知っていたのだけれど(なんでかっていうとあのゲーム(asin:B00008VAFV)をやっていたから)、ちゃんと見てみると、正義だとか悪だとかしっかりわけたがる感じがなんともかんとも納得いかず、わたしはちょっと無理ーと思ったのが正直なところ。そういう意味でディズニーだなあ、と。ジョニーさんでなければ、ここまで盛り上がらなかったんじゃないのかなあと思うんだけど、そうでもないのか。


チキン・リトル [DVD]

チキン・リトル [DVD]

これって確かピクサーさんがディズニーから抜けた時につくられた映画だったよなーと思ってちょっと興味があったのでこれまたディスカスさんからお取り寄せ。
で、見た感想はやっぱり同じくディズニーだよね、みたいな。あくまで子供向けなので、たぶん小さな子が見たらおもしろいんだろうし、わたし自身もおもしろかったな、とは思ったものの、それ以上でもそれ以下でもなく。力入ってる様子はものすごく感じられたのだけれど、もう一癖あってくれたら良かったのに、なんて思ったり。なんとも言いがたいけど、なかなか純粋に楽しめないのもかなしい。うーん。